2009年06月29日

新都社新雑誌雑感

 四月一日に一斉に創刊された新都社新雑誌五誌について、そろそろ方向性が固まってきた頃合いなのでまとめてみた。


「日刊リニア」
 日々止めようもなく流れていく時間の一瞬一瞬を切り取ることを目標に創刊された、日刊ペースの写真誌。「画像プラス簡単な文章」で構成される連載が中心。「今日はどこどこへ行ってきた」(遊び先の写真)「楽しかった」といった内容のもの多し。ニートの名を冠していないせいもあってか、作家陣は積極的に人生を楽しんでいる人が多い。「日刊リニア」よりも、「ニ」の文字の横棒を一本縦にして「十」として、末尾に置き、「日刊リア十(りあじゅう)」と呼ばれることが多い。
 ちなみに僕も卵を割ったら黄身が二つ入っていた日に連載を始めたが、二日目にして書くことがなくなってしまった。


「劇団新都座」
 動画専門誌。新都社連載漫画を実写で演じたものや、文藝作品の朗読などが中心。アニメ企画もいくつかあったが、時間と労力がかかりすぎるためか、どれも頓挫している。特筆すべき機能は、作者にのみ許された閲覧モード「コメント表示ビュー」。流れる映像に合わせて、もらったコメントが字幕として流れる(ニコニコ動画のように)。コメントの多い人気作の場合、せっかくの動画がよく見えないほど大量のコメントが表示されるとか。字幕が邪魔と感じる作者の中には、コメントをもらわない方向で頑張っている方も多いとか。


「季刊新都社○ラの門」
 コミック○ラッパーと提携して始められた、雑誌というよりは規模の大きな企画。年四回、読み切り漫画を募集し、読者投票により順位を決定。優勝者はコミック○ラッ○ー誌上で新連載を始められる。準優勝者や、票数を多く獲得して健闘した作者にも、読み切り掲載の権利が与えられる予定らしい。新都社からどんどんプロ漫画家を輩出していこうという意欲的な試み。
 ただし、小説は募集していないために文藝作者からの執拗な叩きがあったり、読者投票には、コ○ック○ラッ○ーを購入した際に付いてくる投票権が必要という規定が判明したりして、企画に反対するものも増えてきた。六月末に第一回開催の予定だったが、一月遅れることが発表された。


「新都社手淫文庫」
 官能小説専門誌。意外に文藝・ニノベ作者からの参戦が少ない。彼らは既に自作の中にエロを紛れ込ませることに慣れているからか、あるいは直接的なエロには抵抗があるせいかもしれない。
 漫画作者が初めて小説に挑戦してみた、系の連載が多い。「自キャラのエロ絵を描くのは恥ずかしいけど、文字でなら出来るかも」といった、むしろエロ絵よりずっと倒錯した発想から来ているものが多い。また、絵では書き表すのが大変すぎる場面を書けるのも魅力的と映るらしい。
 女性作者によるBL(ボーイズ・ラブ)小説の投稿が半数を超えたので、早くもそれ専門の新雑誌が検討されている。


「瞬間圧縮ZIP」
 張り切って連載を始めたものの「プロローグ」「第一話」だけで投げられた作品を集めたもの。たとえ更新する気があった場合でも、続きが始められないまま三ヶ月経過すれば強制的にここ送りになる。
「堅実に続いている連載作品を読んでいる時よりも、インスピレーションを与えられることが多い」として意外な人気。自作をここで発見し、発奮して続きを書いた作者も何人か現われたが、第三話まで続いた例は今のところない。



 といったことを昨晩妄想していたらなかなか眠れなかった。


posted by 泥辺五郎 at 15:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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